筋骨格系ベーシックコースの本日の担当はDr.Ria です。
リア先生は外科出身でとても繊細な解剖をされます。
午前中のうちに、足部の解剖を済ませて、午後からは今までのおさらいに入ります。
皆様、毎日8時間近くの解剖を3日間続けたことで、だいぶ疲労も溜まってきているようです。
人体の神秘を目の当たりにすると、ついついのめり込んでしまいますからね。
自分自身の手で解剖をするということ。
それをやった者だけが分かることがあります。
自らの手で得た経験は、時と共に本物の知識へと変化し、一生の財産となります。
この4日間は参加者にとってかけがえのない時間になるはずです。
実習終了後に最終テストをしました。
上肢・下肢についての全範囲から出題されました。
解剖図では分かっていても、実際のご遺体でこれは何?と聞かれると分からないことが多くあります。
動脈は赤色ではないですし、静脈も青色ではありません。
筋の場合でも、見る角度や肢位が変われば別のものと思ってしまうこともあります。
図でみたヒトのからだと、実際に目の当たりにしたヒトのからだ。
間違いが分かり、迷い、戸惑い、何度も確認をしたその行為が本物の経験となります。
テストの結果はというと・・・・・・
実習開始前(正解率) 30%
実習終了後(正解率) 87% Very good!!
皆様と一緒に解剖実習が出来たことを本当に嬉しく思います。
Congratulations