デモンストレーション 三日目 前編
インドネシア大学人体解剖実習トレーニングプログラム
いよいよ、デモンストレーション最終日です。
一人で部屋で食べるのも寂しいので、外でみんなと食べることにしました。
みなさん体調もばっちりの様子です。
Dr.Dini [Pray begin] さぁ お祈りして実習をはじめましょう。
本日のスケジュール
8:30-10:00 Dissection 解剖実習 前面 上・下肢
10:00-10:30 Coffee Break 休憩
10:30-12:00 Disection 解剖実習 前面 上・下肢
12:00-13:00 Lunch time 昼食
13:00-14:30 Dissection 解剖実習 手・足
14:30-15:00 Coffee Break 休憩
15:00-16:30 Dissection 解剖実習 手・足
上肢と下肢のグループが交代します。この二日間で行った内容をお互いに教えあいながら解剖を進めます。
手つきも慣れたもので、とてもスピーディです。インドネシア大学スタッフの「手の使い方」を盗んだ人もいらっしゃいます。骨格筋や神経、脈管を一つ一つ確認していき、ポイントごとに解剖室所有のカメラに収めていきます。関節が動く様子も動画で撮影しています。ご自身が経験したケガ(今回の参加者は皆スポーツ経験者でした)と、今回の解剖を照らし合わせて臨床的な話もしながら、解剖しています。一体のご遺体に対して6名の参加者とスタッフが2名、という本番と同じ状況でのデモンストレーションがとてもうまく機能しているように思いました。どんなタイミングでも質問することが可能で、迅速な問題解決が可能だったからです。ベテランと常にマンツーマンで解剖をするので、安心して解剖に入り込めると思いますよ。
我々の後ろでは、男性スタッフが、我々の手元が見えやすいように照明の位置を調節してくださったり、解剖室の温度管理等、皆の状況を見て動いていらっしゃいました。手元が明るいと見え方が全然違うんですよね。室温は少し汗をかく程度でしたので、弱めの冷房程度でした。寒いということはないと思います。(余談ですが、インドネシアは寒い!という言葉があります。インドネシアって冷房をガンガンに効かせている所が多いという意味)
では午前のCoffee Breake へ
温かい紅茶とあま~いドーナツ。体に染み渡る・・・・というほど疲れてはいないのですが、美味しいです。
休憩の「お茶菓子」ひとつとっても、吟味されているのがわかります。
休憩のたびに、皆で食卓を囲んだときのような、ほっこりした気持ちになりました。
午前中でほぼすべての骨格筋の剖出が終わりました。可能な限りあるがままの姿を温存した解剖になっているように思います。それでいて、動かしながらの観察まで出来てしまうという、今まで見たことのない解剖方法です。
ではお昼ご飯に行きましょう!
おかずはチキン・豆腐(厚揚げ?)・納豆を油であげたもの、ご飯、生野菜が入っています。これに辛い調味料をつけで食べます。この調味料を生野菜(レタス?)の上に載せるのがコリアンスタイルだと教わりました。スタッフの方々は上手に右手で混ぜながら食べてらっしゃいました。我々はスプーンとフォークで頂きました。おもしろいことに、右手でスプーン・左手でフォークなんです。スプーンをナイフ代わりにして切ります。やってみると意外とスムーズに出来ました。皆様もインドネシアに来た際にはぜひ挑戦してみてください。手で食べるのも味わいが増すかもしれませんよ。
次回 デモンストレーション 三日目 後編 に続く