人体解剖実習 参加者募集中!
T’sCreateは、8月にインドネシア大学において実施される、医療従事者や自然療法施術者を対象とした「人体解剖実習」への参加者を募集している。
この「人体解剖実習」は、インドネシアで最も権威のある国立大学の医学部が、大学の威信を掛けて行うトレーニングプログラム。日本人のためだけではなく、世界中の民間療法や医療従事者たちを対象としている。
人体解剖実習は、日本では医学部の学生や関係者しか経験できない。しかし、整体や鍼きゅう、カイロプラクティックなどの代替医療従事者からも、体の構造を平面ではなく立体的に把握したいというニーズは高い。
また、国外においても、受け入れ大学の医学部教授の許可がなければ人体解剖実習に参加することはできない。
今回、同社の藤田剛氏がインドネシア大学の解剖学教室室長と縁があり、解剖学を履修した人、もしくは履修中の学生は誰でも実習を受けられるようにと、同社がこのプログラムへの参加を支援する。
ちなみに、このプログラムにおいて、インドネシア大学で日本人が人体解剖実習を行うことは、法的に問題ないということを書面で確認済みとのこと。
また、インドネシア大学の公式プログラムなので、終了後には公認の修了証が授与される。
この「人体解剖実習」は、見学のみではなく、自分自身の手で実際に解剖を行うことができる。
一体の遺体に対して実習者は6名(1テーブル)。各テーブルにインドネシア大学講師1名と日本人スタッフ1名がつき、常時実習をサポートするので、プライベートレッスンに近い環境で解剖実習できる。
実習を担当するのは、インドネシア大学医学部のトップクラスの講師陣。熟練の解剖技術を目の前にしながらの実習は、またとない貴重な経験となるだろう。
実習はすべて英語で行われるが、各テーブルに日本人スタッフが通訳を兼ねて常駐するので、語学力に自信がなくても安心だ。
インドネシアの国民性を感じさせる「時間に追われず、適度な休憩をしながらストレスなく行う実習」を体験できるこのプログラム。
代替医療従事者が、体の構造をテキストや資料だけではなく、実際の解剖を通して学ぶことで、よりよい代替医療の提供に貢献できると期待される。