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2015.08.28

人体解剖実習2015 二日目 肩関節のインピンジメントと肩峰下滑液包について

2015年8月インドネシア大学人体解剖実習

二日目です。

 

実習中に滞在するサンティカホテルの朝食は毎日品揃えが変わります。
鳥のスープが個人的にお勧めです。

Restaurant-500 buffet-500DSC_0103 (1)

 

7:30 ホテルのロビーでガイドの[imama]イママさんと待合せして、車で10分ほど走って大学へ向かいます。

 

8:00 本日のテーマは「前腕部」と「手」それに前日のおさらいです。

 

実習前の講義は「デイジー」先生と「サンティ」先生です。

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恒例のpre testを行ってから、解剖実習に入ります。

 

今日の実習担当は「リア」先生でした。

 

美人で凄く丁寧な解剖をされる先生です。

 

IMG_2981 (1)

 

前腕を解剖するにあたって、まずは手関節や指の「伸筋群」と「屈筋群」というように大きくとらえましょう。

 

全体像を把握して、伸筋コンパートメントと屈筋コンパートメントの支配神経と血管を探ります。

 

その後で、浅層の筋群を観察していきます。

 
M. palmaris longusの腱とAponeurosis palmarisと繋がっていることを確認したり、

 

手根管の構造を見て

 

腱を引っ張ってみて、指や手関節が動くことを確認していきます。
(実際にかなりの動きが確認できます)

 

手の解剖の時には、先の尖った刃のほうが使いやすいと思っていましたが、ご遺体の状態が良いので皮膚を上手に引っ張れば結合組織と腱は容易に判別できましたので、丸い刃でもOKでした。細かい神経も確認できました。

 

午前のcoffee breakはフルーツでした。
龍眼とマンゴスチン・・・かな???

9651 解剖実習ー根本_4447

 

そしてお昼はホカホカ弁当^^

解剖実習ー根本_4643_0

チキンカツと牛肉の炒め物、サラダとお漬物、ご飯、それにサンバルとマヨネーズソース

 

 

 

そうそう、参加者から要望がありましたので肩関節のインピンジメントと肩峰下滑液包について解説しました。

 

三角筋を付着部付近で切断し、頭側へめくりあげると三角筋下滑液包が判ります。

 

結合組織を剥がしていくと、ツルっとした袋が破れます。それが滑液包です。

 

この状態で肩関節を屈曲したり、回旋を加えながら肩関節を観察していきます。

 

動かすと烏口肩峰靭帯と肩峰で構成されるCAアーチが見えてきますね。

 

その下を大結節が通過することを確認します。

 

屈曲する際に回旋によって、大結節がCAアーチの下を通過する道のりが違いますね。ここ重要です。

 

CAアーチと大結節が衝突することをインピンジメントと言います。

 

その様子と、なぜ衝突するのかについて、実際のご遺体で解説しました。

 

大結節の表面の結合組織を剥がしていくと、肩峰下滑液包が確認できます。

 

今回のご遺体では、大胸筋を切断しただけで、肩関節屈曲130度くらいまで動きました。

 

 

さて、午後からは手の解剖を進めて行きます。

 

骨間筋や虫様筋の作用も合わせて観察していきます。

 

複雑な手の構造ですが、実際に解剖してみると神秘的に思えてくると思います。

 

Ⅰ・Ⅱ・Ⅴの指には伸筋が二つですね。 

DSC_0377 

 

ここで私は送迎のためスカルノハッタ空港に向かいます。
待合せの様子は こちら

 

通訳なしで女性講師2名と女性参加者2名でのプライベートレッスンです^^;

 

終わってみるととても良い勉強になったとのこと^^

 

少人数だと英語でも問題ないですね。

 

何も問題なく高子先生と合流でき、デポックのホテルまで帰り着くと、SAYAKA先生からの粋なプレゼント(キンキンに冷えたビール)がありました^^

ルームサービスでナシゴレン・サテ(牛肉の串焼き)・フィッシュ&チップスなどなど。

 

さらに追加のビールを買出しに行ったのは言うまでもありません(笑)

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さぁ 明日からは下肢の解剖に入ります。

  

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