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2025.08.16

2025 Day3 解剖実習筋骨格系ベーシック&アドバンスコース

 

Day3

ベーシックコースでは下肢の解剖になります。
グループを2つに分けました。
・臀部と大腿部後面
・大腿部前面
臀部では殿筋群および外旋六筋、坐骨神経や梨状筋上・下孔を剖出しました。
上・下双子筋と内閉鎖筋を三頭筋として観察しました。
股関節の可動性と外旋六筋がどのように関与するのかが理解できたかと思います。
内側と外側のハムストリングスを剖出し、筋の形状や神経との立体構造を観察しました。
大腿部前面では、スカルパ三角を剖出し、VANを観察し、筋裂孔と血管裂孔を観察。
恥骨筋や内転筋群を確認。
大腿筋膜張筋が筋膜の中に存在すること、腸腰筋、大腿四頭筋を観察しました。
中間広筋の位置や外側広筋の全貌を観察できたかと思います。


アドバンスコースでは足関節内側〜後方の靭帯の剖出と機能の確認をしました。
このコースでは自分が学びたい部分をフォーカスして学びます。
そのためにベーシックコースで解剖の技術を習得する必要があるのです。

 

そして、インドネシア大学で解剖実習を初めて10周年という記念すべきイベントのお祝いをしていただきました。

 

「ありがとう」というには自分本位すぎるし、「おめでとう」というには他人行儀すぎます。
インドネシア大学解剖学教室のスタッフと参加者(特に株式会社TLS)の皆様に支えられてこそ、10年間続けることができました。
日本からスタッフとして参加してくれている林中先生・丹紀子先生にもこの場をかりてお礼を申し上げたいと思います。
通訳をして頂いたイママさん・ヒルさん・リドさん・アディットさんにも大変感謝しております。
また来年も解剖実習を続けることが出来たならば幸甚に存じます。

  

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